2004.5.11 東京港 水際危機管理対策合同保安訓練
2004.5.11 東京港 水際危機管理対策合同保安訓練
本項は 「海上保安庁パーフェクトガイド」掲載用として整理したものをもとに掲載しており、更新なき場合、2005年3月のデータにもとずいています。
また、掲載出版内容と異なる部分も多々あります。
新規作成日:2005年5月7日以前を最終更新日としているものは、準備資料のまま内容の更新がないことを示しています。
2004.5.11 東京港 水際危機管理対策合同保安訓練
2004.5.11 東京港晴海ふ頭において、水際危機管理対策合同保安訓練が行われた。
東京湾保安対策協議会は、東京湾岸の各港湾管理者と各都県警察、国の関係機関が連携・協力し、密輸・密入国等の犯罪に強い港づくりを目指し、もって首都圏の治安を向上させるため設置されている。
きっかけは、2002年末に、東京港晴海ふ頭で発生した密入国事案等によるものである。
訓練参加船艇
・東京海上保安部 CL19 ゆりかぜ、CL208 いそぎく、CL240 やまぶき、PL109しきね
・警視庁水上警察署 警備艇 視5 くろしお、視12 ひので
・東京税関 税関監視艇 あさま
・東京都 わかしお
・伊豆諸島開発 ゆり丸
参加機関
警視庁、海上保安庁、東京税関、東京入国管理局、東京消防庁、
東京都港湾局、民間団体
千葉港、川崎港、横浜港の関係機関
訓練想定
想定(1)外国貨物船を利用した事案への対処訓練
・停泊中の外国貨物船から上陸した不審者の一団と、迎えに現れた不審車輌を巡回警備中の職員が発見、110番及び118番通報
・通報及び続報の状況から密輸・密入国を念頭に置いた関係共同機関による現場対応を実施
想定(2)コンテナを利用した事案への対処訓練
・陸揚げされたコンテナから物音がするのを港湾荷役作業員が察知、税関へ通報
・通報及び続報の状況から多人数の密入国や危険物の密輸も想定した関係共同機関による現場対応を実施
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訓練1
外国貨物船を利用した密輪・密入国事案
(1)陸上訓練
密入国者上陸
外国貨物船(想定)より、密入国者が上陸。
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(2)海上訓練
警戒艇到着
海上保安庁、警察、税関、港湾局が連携して密航船を警戒
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密航船に接舷
海保・税関は巡視艇から移乗(入管は陸から乗船)して、船内検索を実施
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密航者・船員検挙
密航船船上で抵抗被疑者を制圧、密航助長船員を検挙
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所持品検査
税関が密航者の所持品から覚せい剤を発見・押収
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訓練2
コンテナを利用した密輸・密入国事案
関係機関到着
警察(署、機動隊、本部部隊、ヘリコプター、税関、入管、海保、消防等が到着、海上保安庁特警隊はその海側を囲む。
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不審コンテナの包囲
機動隊等が不審コンテナ扉の前方にコの字型配置、海上保安庁特警隊はその外側を囲む。
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抵抗密航者検挙
検挙活動開始直後、コンテナから飛び出し抵抗する密航者を検挙、海上保安庁特警隊はその外側を囲み逃走を防止。
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新規作成日:2005年5月7日/最終更新日:2004年11月21日