中型回転翼航空機 シコルスキーS76C
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中型回転翼航空機 シコルスキーS76C
アメリカ、シコルスキー社の中型ヘリコプターをベースとしたもの。
引き込み脚のため、高速発揮に優れている。
最高速力 167ktは、海上保安庁のヘリコプターとしては、最高のものである。
また、ベル412型よりも2割程度、航続距離も長い。
4枚羽のため、振動がすくなく安定している。
海上保安庁仕様として、吊り上げ救助装置やサーチライト、気象用レーダー、赤外線暗視装置、非常用フロートなどを備えている。
非常用フロートは、膨張式の浮体で、洋上を活動するためには必須の装備であり、本機では、機体内部に格納されている。
また、一部の機体には、画像転送機能つきTVカメラも装備している。(いわゆるヘリテレ機)
平成26年から7機が導入される。
ベル式212型の後継機種として、ベル式412型と、シコルスキー式S76C型が並行して導入されており、本型は、シコルスキー式S76D型に続いて導入される。
正式名称は、シコルスキー式S76D型。
全長: 16.5m
全高: 4.98m
ローター径: m
自重: 4000kg
最大離陸重量: kg
発動機: ターボシャフト2基
出力: 馬力×2
最高速力: 167kt
巡航速力: kt
航続距離: 浬
最大搭乗者数: 15名
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新規作成日:2013年4月10日/最終更新日:2013年4月10日