平成１０年度富士総合火力演習写真集

平成１０年度富士総合火力演習写真集

夜間演習

項目：赤外線アクティブ、赤外線パッシブ、暗視装置による射撃。天井照明、照明下特科部隊の射撃、照明下対戦車火器の射撃。一斉射撃。
赤い灯火：装填状態、緑の灯火：非装填状態。

夜間演習の泣き所は霧だそうで、目標の確認が出来なくなると中止になるらしい。発砲シーンの撮影に限って言えば、砲門が火を吹けば充分だが、演習の本来の目的は「夜間でも確実に射撃が出来る様子を公開する」ものである。

夜間演習は今回で３回目であるが・・・。初回は撮影方法が理解できず、照明下の状況ばかりの撮影となっていた。前回からは、素人の割には、旨く撮れたものが出来た。発砲シーンの撮影は、理論上は、昼間より夜間の方が簡単である(昼間は運か、まぐれでないと瞬間を捉える事は難しいが、フィルム特性のお陰で夜間の場合ほぼ確実に押さえられる)。

布陣

布陣：左から、遠方に特科部隊、丘に無反動砲、正面には、74式戦車(投光用？)、89式装甲戦闘車、小銃班、87式偵察警戒車、74式戦車、90式戦車、74式戦車(投光用？)

総合訓練夜間演習試射布陣 (98.9.1 富士総合火力演習(東富士演習場))

総合訓練夜間演習試射小銃班 (98.9.1 富士総合火力演習(東富士演習場))

暗視装置

射撃部隊装備とは別に、見学者用にプロジェクター/暗視装置が設置されている。以下の映像は、演習前の解説ビデオのものであるが、撮影環境・画像処理の関係で、鮮明度に欠けているが、実際の映像は更に鮮明であり、目標物の型式まで十分確認できる。
尚、夜間演習においては、このプロジェクターに、暗視装置で見えた現場の生の状況が写し出されるが、私は現場そのものに神経がいっているので、ここまで手が回らない。