敷設艦 ARC483 むろと 型
補助艦艇
AUXILIARY SHIP
敷設艦
CABLE REPAIRING SHIP
水中機材の敷設揚収が任務
敷設艦 ARC483 むろと (ARC483むろと型)
敷設艦「むろと」の代替えとして建造された。
水中器材の敷設を主任務としている。
従来の敷設艦の特徴であった艦首のケーブルシーブ(滑車)は、本艦では装備されていない。
艦尾のケーブルシーブ(滑車)から艦内に格納されているケーブルを引き出し、海底に敷設する。
敷設装置とは、電纜(電線、通信線、ケーブル)や水中機材(ハイドロフォンなど)を海中に敷設する為の装置。艦首(尾)のケーブルシーブ(大型の滑車)、ケーブルエンジン(通信線繰り出し機)、ケーブルタンク(通信線の格納庫)等から成る。
NTTの海底線敷設船に類似した艦容であるが、同様に艦内には大型のケーブルタンク(格納庫)を持っている。
海上自衛隊では、機雷敷設を行う艦は、MMC(Minelayer Coastal)機雷敷設艦と呼び、敷設艦は、水中機材の敷設を任務としている艦である。
例年秋に、派米訓練が行われており、2001年1月0には、グァムで水中機器の敷設訓練が行われた。
艦名は、名所旧跡(岬)の名称が付けられており、高知の「室戸岬」に因んで付けられている。
ARC とは Cable Repairing Ship の略号で、元来は、電欄敷設艦 の意。
同型艦
敷設艦 ARC483 むろと 平成25年3月15日 海洋業務群 呉 三菱下関 H21
基準排水量:4950t
主要寸法 全長131m×幅19m×深さm×喫水5.7m
主機:統合電気推進ディーゼル発電機3推進電動機2基2軸, 出力:7500PS, 速力:約16kt
船型:長船首楼型, 乗員:約名
主要装備:敷設装置:一式、海洋観測装置一式
新規作成日:2013年4月10日/最終更新日:2013年4月10日