財団法人 マラッカ海峡協議会

マラッカ・シンガポール海峡における海峡通航船舶の安全の確保のために、航行援助施設の整備・維持を行っている財団法人。

目的
船舶の航行の安全を増進するため、マラッカ・シンガポール海峡及びその他必要な海域における航路整備の促進を図ることを目的とする。


業務
1.水路測量の推進
2.航行援助施設の整備の促進
3.関係国との国際協力の推進
4.調査研究
5.文献、資料、情報、統計等の収集、分析、配布又は刊行
6.その他本会の目的を達成するために必要な事業


日本財団の助成の元実施された、主な事業

設標船「ペドマン」
日本財団から7億8000万円の助成金を受け、会社更生法の下で経営再建中の新潟鉄工所(本社東京)にて建造。
全長約54メートル、重さ約900トンで36人乗り。
2002.2.28進水。マレー語で羅針盤を意味する「ペドマン」と命名された。
2002.6.13マレーシア政府へ引き渡された。
マラッカ・シンガポール海峡での航路標識(ブイ)の設置作業などを行う。



マラッカ・シンガポール海峡はインドネシア、マレイシア、シンガポールの三国に囲まれ、狭長にして強潮流という航海の難所として、また、世界海運の重要な交通路として知られている。
昭和52年11月、IMOで採択されたマラッカ・シンガポール海峡のTSS(分離通航方式)に関する決議がある。



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新規作成日:2002年6月14日/最終更新日:2002年6月14日