LHA6 America 型
揚陸侵攻艦 Amphibious Assault Ships
LHA6 America 型
アメリカ海軍では、強襲揚陸艦イオージマ級により、ヘリによる両用戦を確立したが、更に、戦車も揚陸可能な上陸用舟艇の搭載により、完全なる単位の地上戦闘部隊を、独力で運用可能な艦が求められ、LHA1 TARAWA 型が建造された。
そのタラワ級強襲揚陸艦の更新艦として建造計画中の新型艦。
ワスプ級強襲揚陸艦の8番艦 LHD8 Makin Island と同じガスタービンエンジンを動力に採用しており、新型のステルス性を重視した艦橋も考えられている。
最大の特徴は、航空機の運用を最重視し、LHA1 TARAWA 型やLHD1 WASP 型の揚陸艦にあるウェルドックを廃止し、その分航空機搭載量を増大させた事で、遠征打撃群の中核として状況によっては中型航空母艦並みの航空戦力を提供する事が出来る。
必要に応じて、搭載機種を変更することにより、制海艦としての作戦も可能である。
海兵隊1個大隊を、運搬展開可能である。
LHAは、Landing Assault Ship(General Purpose) の略号で、強襲揚陸艦(汎用)の意。LHA1の当初は揚陸侵攻艦とされていた。
建造所: Northrop Grumman Ship Systems
主機: COGES(ガスタービン 2基、補助電動機 2基),2軸
長さ: 257.3m
幅: 32.3m
排水量: 45000t(45700 metrictons)、60000t満載
速力: 20kt+
航空機: F-35B、MV-22B、CH-53E or CH-53K、UH-1Y、AH-1Z、MH-60S (任務により異なる)
乗員:個艦乗員: 65(士官),994(下士官・兵)、海兵隊 1,687
主要兵装: RAM×2, ESSM短SAMランチャー×2 , 20mmCIWS×2 , 12.7mm機銃×7
2009.7.17起工
同型艦
新規作成日:2009年8月20日/最終更新日:2009年8月20日