イカの解剖
イカの解剖
生物学は専門外なのだが、イカの解剖をする機会があったので、整理しておきたい。
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イカは、頭足類と呼ばれる。
人間などは、頭、腹、足、と並んでいるが、イカは、腹、頭、足、となっている。
今回の解剖の対象は、するめイカ。甲羅がない。
背側
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腹側
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イカは、背を上に向けて泳ぐ。
イカは浮き袋がないので、黙っていると沈んでしまうため、腹側にある漏斗から水を出して、浮力を作っている。
背が黒いのは、洋上の鳥から見えにくくするため。
お腹側が白いのは、海底から空側を見たときに、見えにくくするため。
そのため、ホタルイカは、お腹側を発光させて見えにくくしている。
本来の心臓の他に、2つの鰓(えら)心臓を持っている。
足は10本だが、2本は長く触腕と呼ばれ、人間で言う「手」にあたる。
吸盤はねたこのように、直接ついておらず、接続部を持っている。
また、オスの片手は、精子の復路をメスに渡すための構造を持っている。
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脚の付け根には口があり、カラストンビとも呼ばれる。
イカは、頭の中を食道が貫通しているので、大きいものは食べられない。
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漏斗は、お腹側にある。
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漏斗を上にして、お腹の皮を裂いたところ。
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胃袋、腎臓
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胃袋
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メスの卵巣付近
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オスの精巣付近
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肝臓
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参考
⇒ イカの解剖
 

新規作成日:2007年11月11日/最終更新日:2007年11月11日