オリンパス E-30/E-620
フォトイメージングエキスポ2009で試用する機会があったので整理しておきたい。
フォトイメージングエキスポのオリンパスブースでは、例年シューティングステージを設置し、毎回約20名の限定でデモ機による撮影体験を実施している。
以前はベストショット1枚をプリントしてお持ち帰りというサービスだったが、前回からは自分の記憶媒体を使用して撮影し、そのままお持ち帰りという形となっていた。
冷静に考えれば、ブース側もプリント設備もいらないし、撮影者は全てをお持ち帰りでお互いに良いかもしれない。
ただ、一部に主旨を理解していないのか、或いは習慣的に自分のカメラでないとだめなのか、デモ機を使用しない向きもあるのだが・・・。
確かに、不慣れな機材は扱いづらいのだが、異なる機材を扱えるチャンスでもある。
E30 14-35mm
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E30 14-35mm、50-200mm
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E620
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E620 14-42mm
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最大画素は1230万。
CCDに付着するホコリの対策としては、超音波振動による振落し機構を採用している。
デジカメのCCDのホコリ対策は頭の痛い問題で、この方式は100%でないにしろ、かなり安心できる要素ではある。
CCDはフォーサーズ(4/3型)と呼ばれるもので、レンズの画角は約2倍となる。
レンズマウントは、フォーサーズと呼ばれるもので、従来のオリンパスのマウントとは互換性がない。
ただし、アダプターをはめる事によってマニュアルレンズとして使用は出来るようだ。
レンズのズームリングは、ニコンの回転方向に対して逆向きとなっている。
ピントリングも、ニコンの回転方向に対して逆向きとなっているが、こちらは設定で反転させられるようだ。
全ての表示は背面の2.7インチ大型液晶画面によって行われる。
記録媒体は、コンパクトフラッシュとxDピクチャーカードが使用できる。
記録形式は、RAW, Jpegで、Jpegの場合、サイズは(L:4032x3024, M:2560x1920, S:640x480)、圧縮率は(1/2.7:SuperFine, 1/4:Fine, 1/8:Normal, 1/12:Basic)。
記録画像はP3244697.JPGなどの名称で格納されるため、全ての写真が独立した名前がつくようだ。
ニコンの場合は「DSC_7297.jpg」などと4桁なので10000枚ごとにダブってゆく。
マルチアスペクト機能があり、画像デーが、4:3/標準、3:2/35mm判カメラ、16:9/ハイビジョンサイズ、6:6中判カメラ、5:4/大判カメラ、六切、 7:6/中判カメラ、6:5/四切、7:5/大判カメラ、L判、A・B判、などに設定できる。
ただ、画像の素子はもともと固定しているので、結局はトリミング処理と同じことだが。。。
ファインダーのみならず、液晶画面でのフレーミングが可能である。
14mm, 18mm, 25mm, 35mm, 54mm
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50mm, 67mm, 101mm. 147mm, 200mm
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18mm, 70mm (D70)
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(左)E620/(右)D70
Art Filter
画像処理のひとつの形として、アートフィルターが組み込まれている。
このあたりは、パソコン処理の部分をカメラに組み込む傾向が増えていて、一見面白いのだが、どうなんだろうか。
格段左から、POP ART, Fantasic Forcus, Daydream, Light Tone, Rouh Monochrome, Toy Photo。
要するに画像処理をかけているので、特にRouh Monochrome, Toy Photoでは秒単位の処理時間を要する。
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新規作成日:2009年3月28日/最終更新日:2009年4月5日